漫画雑記

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その先を想像することと創造することの違い

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途中で終わってしまった作品について。

 いろいろな作品が途中で終わってしまった場合、その先を勝手に想像するのですが、そこに誰かしらの手が入る可能性もありますよね。

例えば、傍にいる人たちからの「実はこういう展開になるって聞いています」という話です。

……それは私にとったら「えぇ……神(作者)の創造物でないならばちょっと……」と思いますが、それでもいい、その先を知りたいという人もいますよね。
弟子たちによる書物(聖書)的な……

いや、まぁ……。
出たら出たでやっぱり気になるから手にとってしまうだろうけれど、もやもやしそう。
それを確かめる術もありませんし、「そうかぁ、こういう展開だったんだぁ……」そう言いながらそれを読むのだろうな。

でも、こんなこと言いつつもその展開が余りに凄かったら「ひょえー!凄いぃ!!」と崇めそうな気がするところが私の弱さ……。

なぜこんな話をするかというと、そういう噂を聞いたからです。
その内に本当に続編出た時にまたいろいろ書きたいです。

まぁ、最終的な判断は出版社とかその辺りに委ねられるわけですが……。

でも、この流れでどうしても思い出してしまう『バジリスク桜花忍法帖
原作者が山田正紀先生で名字が『甲賀忍法帖』(バジリスクの原作)の作者である山田風太郎先生と同じ同じだったからてっきり縁があるのかと思いきやそうじゃないって……(いや、縁があっても内容的にどうだろう)
バジリスク甲賀忍法帖』が好きだったので続編ならばとコミックスも購入してアニメも見たけれど、どうなの……。
その上コミックスとアニメが全然違う内容ってどうなの。
小説は読んでないですが(…)どちらに近かったのだろう。
パチンコ狙いだったとか聞いてげんなりした案件でした。
山田正紀先生はそのつもりはなかったと思います。でも人気作の続編なのでその後のメディアミックス展開は十分想像できます。
……仕方ないんですけどね、バジリスクのパチンコ人気ありましたし、未だに新作出るし……。
どうしても続編話がでると過ってしまうこの作品。
でも、山田正紀先生は『おとり捜査官・北見志穂』(今は無くなりましたが、土曜ワイド劇場というミステリードラマ枠)の原作者ですし、山田風太郎先生も好きだとのことなので……ますます何と言ったらいいのか……。
恐らく、忍者物と括れない内容だったからなんだろうな……。
SF要素が強いのは先生の得意ジャンルだからなのかな。
ただ、小説の評価は高いのでやっぱり読んで判断すべきなんだろうけれど、コミックスとアニメを先に見てしまいどうにもこうにも…という気持ちが強くて未だに手に取れません。
好きな人に対しては本当に本当に申し訳ないのですが『バジリスク甲賀忍法帖』の続編として出されたから…….。
まさか「その子供たち展開」が来るなんて想像しないじゃないですか……。

まだ手塚先生のAI作品の方が納得というか「へぇ……」と言えるけれど、これはこれで手塚先生大好きな方からしたらもやもやする案件だったと思いますが。
まぁ、「へぇ……」と言っても納得できるとかはまた別なんですけれどね。
AI以外にも先生の続編も出ていましたし……。
まぁ、出版社やプロダクションがいいというなら……いいんですけれど……。