『九龍ジェネリックロマンス』第46話 ネタバレ・感想
第46話あらすじ
令子を昼食に誘いに来る楊明。
するとそこにはグエンがいた。
グエンに鯨井Bのことを尋ねる令子。
グエンは知っていると答え、自分ももう一人いたようだがホンモノは自分であり、ここにいるからもう一人の自分はもう存在していないと答える。
そして令子と話す内に、グエンは以前よりも鯨井Bと似てないことを令子に告げる。
その言葉に喜ぶ令子だった。
45話の感想はこちら。
natuhadukioku.hatenablog.com最初のやりとりでミシンのネーチャンについてのくだりがあり、自分を認めたくないと言うことか、とつっかかる楊明と不敵な笑みを浮かべる工藤さん。
名前のやりとりは毎回あったけれど「名前を呼ばない=認めない」と楊明が思っているのも辛いなぁ、と思いつつ工藤さんの表情はなんなの。
グエンさんみゆきちゃんとあんな風に別れて戻って来て、早速楊明に見つかったと思っていたのですが、予想外の展開の割に令子と案外簡単に会ってくれるんだ、と思いました。
楊明がグイグイ来てかわしきれなかったのかもしれないけれど。
みゆきちゃんを助けるために自分なりに行動している、ということでいいのかな。
グエンさん本当にみゆきちゃん以外には塩対応っていうか、酷くない?
態度悪い…と思いつつ、筋肉がしっかりついた良い体っぷり。
なんか凄く男前度が上がっていて、良い。
早くみゆきちゃんと会ってほしい……もうしばらく暗躍(バレバレですが)してからかな。
今回、ホンモノは自分だと言い切り「九龍にいる=ホンモノ説」みたいな感じを出してきましたが、え、じゃぁ陳さんは…?
あと、増え方(?)もおかしいのでこれはもう造っているのか、パラレルワールド的な何かなのか。
令子は外見は同じでもすでに経験が異なるから別人となっているようですし、楊明がいることを良いとしているようなグエンさん。
そこは以前の令子でなくとも、別の問題ですしね。
みゆきちゃんのいっていた経験値によって表情が変わって行くという話や絶対の自分の話。
みゆきちゃんもここを目指しているしね。
完全なんてありえないから、絶対を目指すみゆきちゃん。
令子も楊明もみゆきちゃんも「絶対の私」を目指す。
……グエンさん的にはどうなのかな。
恐らく絶対なんかじゃなくてもみゆきちゃんがみゆきちゃんであればなんだっていいんだと思うけれど(矛盾しているようですが)
あと、令子に工藤さんがクローンというかホンモノでないという話はしないのかな。
グエンさんが工藤さんをホンモノではないと思う理由って消えるところを見たのかな。
それこそ、鯨井Bと一緒に。
そうなるとあの工藤さんが「鯨井Bを殺した」とか言っているのはどうなんだ。
あれ、時系列的に工藤さんは後かと思ったけれど
工藤消える→現在の工藤現る→鯨井B消える→令子現る
なのかな?
でもそうなるとグエンさんの言う工藤さんがホンモノではない、がおかしくなるか。
工藤さん3人目ってことないの…?
工藤さんが先に消えると鯨井Bのあの感覚が何となくわかる気がするんですよ。
好きだった工藤さんが消える→工藤さんと過ごした時が最高だから2人目が現れてもそれ以上は求めない→工藤さんが鯨井Bに夢中→鯨井Bこれは一過性だと思いこみ、何らかの理由にて退場→令子現る。
……こうなるとグエンさんと工藤さんはこれより前に会っている。
工藤さんは日本支社からやってきたけれど、その前に工藤さんがいたとして、その人がいなくなって九龍に呼ばれた、となると本当に何人目の工藤さん…?
なんか回が進むごとにヒントが散りばめられていると思っているけれど、全然集められない。
グエンさんかっこいい、みゆきちゃん可愛いしか言わなくなっている。
47話の感想はこちら。
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