ベルセルク最新話掲載のヤングアニマルを読みました。
ガッツの前に現れた、あの子供。
一体この子供は何なのか―…。
という始まりで、穏やかな場面が続き、最後の衝撃。
この先が読めないことが本当に残念。
今まで何かあるごとに出てきた子供が一体どういう意味を持つのか。
そこが明かされていくのだろうということと、物語の終わりへと向かっている感じがよく出ている回でした。
先生へのメモリアル号、ということで付録は二つ。
特別寄稿小冊子には先生との想い出が語られています。
各先生の三浦先生への想い出が詰まっています。
特に、と書くと他の先生も!と思われてしまいそうですが、森先生は高校時代からの親友で、しかも一時期三浦先生の自宅にて居候生活をしていたとのこと。
しかも、いつかは別の土地へ移住しようと話す程の仲。
そんな中でも、もちろん締切は待ってくれないし原稿を落とすなんて出来ない。
その仕事への取り組み方が三浦先生への想いを現していて読む側も切なくなる。
両面ポスターは今までの名シーンがまとめられたもの。
話の根幹みたいなところがたくさんあり、懐かしさと当時の熱みたいなものが蘇る。
ポスターもう片面はガッツがクリ―チャーの上に乗り剣を振りかざすところ。
漫画のどの場面か書きたいのですが、ベルセルク関連の書物全て回収されてしまったので…。
回収しに来た本人は、三浦先生が本当に好きで追いかけていたので訃報があってすぐにやってきました。
訥々と先生への想いを語り、後日全ての関連物を持って行きました。
そして今回、このヤングアニマルを持って来てくれました。
その際、先生への想いをもう一度語ってくれました。
……大ベルセルク展、行けるといいね……と思いましたが、いかんせん東京ですし、時期が……。
(9/10~9/23 池袋 サンシャインシティにて開催)
せめていろいろと落ち着いた後に全国とは難しくとも(分かってる)大都市と呼ばれるところを回ってくれると行きやすい……。
せめて、追いかけてきた想いの決着はつかなくとも、見たいという思いを叶えて欲しい。
久し振りにヤングアニマル本誌を読んだのですが、この先生今この作品描いているんだ。
絵もこんな感じに…。
連載が続いている作品に驚いたり。
コミックス派なので、久し振りに色々な先生を読めて楽しかった。
『ふたりエッチ』は大変なことになっていて、大丈夫かな…とドキドキしました。
あと、『イキヌキごはん』は食欲と性欲の話なのですが、こちらも大丈夫なのか…?
ここまではセーフ、を見極めている感がありますね(
『俺はロリコンじゃない!』はギャグと落とし込んでいるな~と思ったら最後のページがあれだったし。
久し振りに見たのでこんな雑誌だったけ?と思いましたが、以前からこんなに結構こちら側(どっち)に傾いていましたかね?
『ベルセルク』41巻発売日は12月24日!
クリスマス・イヴですね!!
特装版もありますし、別の雑誌で連載していた『ドゥルアンキ』も同時発売。
……これで本当にさよならとなるならば、喜んでいいのかどうかわからないプレゼント……。
編集部としては三浦先生の意思を尊重し、今後を決めるとありました。
ただし、期限などは設けずゆっくりじっくり、三浦先生と向き合うという意思表示。
このままかもしれないし、何かあるかもしれない。
含みを持たせた…というか、読者以上に実際に一緒に創っていたからこそ気持ちの整理が難しいのだろうと思います。
先生の渾身の一作が読めて、本当に良かった。
有難うございました。