漫画雑記

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独特の言い回しと迫力満点のガンアクションがたまらない『BLACK LAGOON』まとめ


アウトローだから、なんだって?

BLACK LAGOON 広江礼威 SUNDAY GX COMICS 小学館
2021.8現在11巻まで発行※8/19に12巻発売予定

あらすじ
日本企業に勤める岡島緑郎は仕事で来ていた海外でラグーン商会と名乗るものたちに捉えられてしまう。
彼らは様々なものの運送を中心としているがいわゆる何でも屋であり、今回もロシアンマフィアからの依頼で緑郎が持っているディスクを奪いに来た。
突然の出来事に緑郎は混乱するが、会社が助けてくれるだろうと思っていた。
だが、会社は利益のために緑郎を切り捨てることを選択した。
その事実に打ちのめされる緑郎だった―…。

 

2001年4月号掲載の読みきりから始まり、現在も連載中のガンアクション満載の作品です。
2021.8現在11巻まで発行※8/19に12巻発売予定
休載も多い上に、他にも連載やアニメ関連の仕事もあるためなかなか進まない。
ただし、コミックスは巻をまたぐこともありますが、現在発行されているコミックスは全ての話が完結済み。
現在は違う話が始まっています。

作品の特徴としては主要キャラはもちろんのこと、周りをとりまく人たちも一クセも二クセもある強者揃い。

今回はBLACK LAGOONの魅力的なキャラクター、そして関連する話について書きたいと思います。

舞台はタイのロアナプラという架空都市
最果ての街」と呼ばれている。

ラグーン商会
運び屋、というもののいわゆる何でも屋。
人を運ぶこともするし、人質をとることもある。

岡島緑郎
この物語の主人公。
愛称はロック。
旭日重工という大手企業に勤めていたが、仕事の関係で訪れた海外でラグーン商会に人質として囚われる。
助けてくれると思っていた会社から切り捨てられ、ラグーン商会の一員として生きることを決意。
旭日重工では資材調達部にいたらしく、物語の中でもその経験が活かされることがある。
ラグーン商会で様々な経験を経て、自身も気付かなかった自分で選択することへの執着と興奮を知り危ない橋を渡りがち。

レベッカ
愛称はレヴィ。
2挺拳銃の使い手。
幼少期は詳細に語られないが刑務所にいた経験あり。
ラグーン商会の実行部隊であり、とてつもないガンマンとして知られる。
緑郎とは住む世界が違うからと最初は打ち解けておらず、衝突する場面も多かったが互いを知ることで徐々に緩和。
緑郎の甘いところに対し苦言を呈することもあるが、基本的に緑郎の味方。

ベニー
天才ハッカー
大学時代にそのハッキング能力を試すがごとく様々なところに入り込み、現在は追われる身。
やさしげな雰囲気を持ち、中立の立場を取ることが多い。
現実主義者であり、緑郎に対し意見することもある。
だが、経験を積み成長していく緑郎に対し、恐怖を感じているところも感じられる。

ダッチ
ラグーン商会のボス。
博識で何を訊いても答えが返ってくる。
ベトナム戦争に参加していた過去がある。
「フライアーズカンパニー」という名前で大金を送金しているが、送金目的などは明かされていない。

ラグーン商会の取り引き先

リップ オフ ・チャーチ
暴力教会と呼ばれている、武器屋。
交渉次第で武器だけでなく情報などを取り扱うこともある。

エダ
あだ名は暴力教会のくそ尼。
レヴィ同様ガンマン。
シスターの格好だけでなく、休みの時はキャミソールにホットパンツ。
サングラスを外すことはないが、そこから垣間見える目には何かを抱えているようなものが見える。
シスターは仮の姿。
その正体はC.I.Aの工作員

リコ
暴力教会の新人。
エダを姐さんと呼ぶ。
過去は不明。

シスターヨランダ
暴力教会のシスター。
エダもヨランダには逆らわない。
過去は不明。

テルモスクワ
ロシアンマフィア。
ラグーン商会への仕事は物の受け渡しから翻訳までと多岐に渡る。
仕事のやり方は合理的というよりは暴力でねじ伏せるタイプ。
軍隊になぞらえてトップを「大尉」、部下を「遊撃隊」と呼ばれている。
レヴィ曰く直系の部下はアフガンから帰還、また統率力がとれていて容赦がない。

バラライカ
アフガン戦争から帰還したと言われているホテルモスクワのトップ。
自分たちに立ちふさがる壁は例え血縁だろうとも容赦はしないと公言。
緑郎を気に入っている様子が見られる。
フライフェイス、と呼ばれるように顔の右側に火傷の跡。

ボリス
バラライカの側近。
常に傍にいる。

三合会
香港マフィア。


レヴィが一目置いているガンマン。
明るく、ユーモアもあるが、シャレに関してはレヴィに不評。
緑郎にアドバイスをする。
以前は司法関係の仕事についていた。


イェロー・フラッグ

南ベトナムの残敗兵であるバオが経営する酒場。
レヴィを始め、ここを利用することが多いため店が戦場となることがある。
その度にバオは怒鳴るが、出禁などの措置は行わず、何度も店が破壊されている。
ちなみに、二階は売春宿とプレイルームとなっている。
値段はあってないようなもので、貸し出す時に「安くしてやる一晩30ドル」などと言う。

ざっくりとですが、各コミックスの内容。

1巻
緑郎がラグーン商会に入ることとなった経緯。
人気キャラのロベルタ登場。

natuhadukioku.hatenablog.com
2~3巻
テルモスクワ大活躍の巻。
緑郎に最初のトラウマを与える双子の話。

3~4巻
中東問題と日本人の話。
理想を追い続ける人と、見ていた世界が自分の望んだものなのか否か、と悩みながらもそこにたたずむ緑郎との対比。
人気キャラのシェンホア、ソーヤー、ロットン登場。
ソーヤーについてはスピンオフ(『掃除屋ソーヤー 解体!ゴアゴア娘』イイダタツヒコ)も出ています。

4~5巻
日本編。
バララバイカの通訳として付き添い、久し振りに日本へ戻った緑郎とボディーガードのレヴィ。
バラライカのやり方と緑郎のやり方。
また、六郎はヤクザの組長である女子高生と雪緒との出会が新たなトラウマとなる

6巻
ジェーン登場。
偽札造りの天才。
結果、追われてラグーン商会に助けを乞う。
シェンホア、ソーヤー、ロットン再登場。

7~9巻
覚醒したロベルタ再登場。
子供ながらにしてラブレス家当主としてやってくるガルシアと新たなメイド・ファビオラ登場。
ロベルタだけでなく緑郎の更なる覚醒もあり、正しいことの定義が揺らぐ話。

10~11巻
6巻にてベニーの恋人になったジェーン再び登場。
新たにハッカーのフォンが参戦。
シチリアマフィアロナルドにも注目。

ざっくりとした解説になりますが、こんな感じです。

アニメ化もされており、そちらも素晴らしい出来です。
OPがかっこよくて大好きです。
EDも綺麗なんですけど、OPのワクワク感がたまらないです。
1~5巻までは地上波。
7~9巻まではOVAとなっています。
地上波の方は原作に忠実に。
OVAの方は広江先生がこう描きたかった、という方向で進みます。
※少しハードな内容となったため、掲載を見送ったとのこと。
アニメについてはいつもお世話になっていますuribou (id:uribouwataru)さんのサイトに詳しくあります。
本当に丁寧な説明ですので、ぜひ!

uribouwataru.hatenadiary.jp

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広江礼威 小学館 2002年12月12日
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