漫画雑記

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『双生遊戯 第1巻』ネタバレ・感想

消したいけれど、消せないもう一人の自分

布袋組―…関西一の巨大組織。
四代目の金子千万億(かねこ ちまお)が大きくしたと言われている。
その四代目が時期組長を選ぶ際、一つ問題があった。
それは千万億の息子が双子だったことだ。
千万億が五代目を息子のどちらかに譲る、と宣言したことにより組の中でも兄・琳と弟・塁派に分かれてしまった。
琳は今までのやり方を大切にし、新しいことを嫌う。
類は今までのやり方を壊し、新しいことを望む。
そんな二人は小さな頃から常に張り合ってきた。
顔を合わせれば一色即発。
だが、二人は双子であり、互いの考えが嫌になるほど分かるため決着はつかない。
その上、二人は憎しみだけでなく唯一の存在として惹かれあっていたのだった―…。

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